2016年5月30日月曜日

Tour 軍艦島 時代がそこにそのままに





                                      

時代をそのまま保存している錯覚・・・




旅のメインイベント、軍艦島。
知ったのは廃墟ブーム時代。でも、なかなか行けそうにないなーと思っていたらあっという間の世界遺産。
さらに行けなくなったなーと思っていたら。
私の大好きな007にてデッドシティとして軍艦島が出ているではないか。何この、個人的な好きのコラボ。
なお、軍艦島は廃墟だけあって保存が課題だとか。制限が多いため、ロケはできず、デッドシティに向かうボンドの視線の先として↑の写真のような映像が流れて、実際に上陸した島はセット。
ただ、スタッフが何度も訪れて研究して作り上げたとのことで、違和感なし。
デッドシティはマカオ(だったかな)近くの島設定なので、セットは中華のにおいがプンプンだったけど。




朝のツアーに参加したので、集合は確か9:50かな。
私が参加したのは軍艦島コンシェルジュさん。
ツアー会社の中で一番人気っぽい。確かに、ツアーを始めた会社で、説明もものすごいうまいし、船の装備もSONYのでかいテレビがたくさんあって力入ってる感じ。
お客さんも満員御礼。ただし、キャンセルは覆いっぽいのでウォッチすれば意外と希望の時間・日にちに行ける気がする。



ということで出発。三菱重工のクレーンも世界遺産だそうで、100年くらい前にできたものが今も使われているのはすごい。


最近納品されたけど、豪華客船。数度の火事に耐え、納期変更にひたすら耐え、赤字に耐え…。
しかし、実際に見るとでっかかったー


 湾内はひたすら三菱重工の設備が続いており、この説明もしてくれる。
工場好きにはたまらなかった!

このあと、湾外に出て、写真に収められなかったけど、今後世界遺産を目指す、長崎の教会群もばっちり見て。

舟を走らせ見えてきたのは軍艦島。


想像以上の廃墟。そして想像以上に軍艦に見える。


廃墟=人がいない、というイメージ(あたりまえ)がゆえに、入江っぽいところに人が見えた気がして、幽霊?とビビり始める私…


釣り人でした笑 どうやら、ここらへんのスポットはかなり釣れるホットスポットらしく、船でここで下してもらって釣りを楽しんだ後にお迎えに来てもらうのが普通らしい。5~6人それぞれおひとりでつってた・・・
この人たちにとっては軍艦島とか、身近すぎるんだろう…

でも、制限がすごいって言ってなかったっけ?
て話なんだけど。実はこの堤防の外は国土交通省管轄、堤防内は長崎市の持ち物だとかで。
外ならOKらしい。


元小学校。ここが大きいだけに一番圧巻だったなー。
廃墟萌えとしてたまらないのが、この透き通って窓から窓までまっすぐ向こうを見通せることらしい。貴重なんだって。
ただ、海風もあり、かなり、崩落が進んでいて、左側の屋根のほうは崩落して沈んでるらしい。
本来は保存工事などができればいいのだけれど、物理的に難しいらしく、崩落をただ見守らねばならない、といってました。うーん。完全崩壊したら悲しい。。。

入り組んだマンション。この角では病気になった人を隔離する場所だったとか。(赤痢とか)


山の上までびっしり建物。
神社があったり、生活に必要なものはすべて、むしろまわりの水準以上にあったとか。
下界と離れている分、充実させるようにしていたとか。
テレビも、ゲームセンターも、娯楽系も率先してここは導入していたらしい。


成長を支えた軍艦島。いよいよ上陸!!


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